ABOUT IN-REPORT

  • WHO WE ARE
  • FAQ

FAQ

こちらでは、当サイトおよび統合レポート/アニュアルレポートに関するよくあるご質問にお答えします。
なるべくわかりやすいものにするため、厳密な用語の使い方に捉われず記載していますので、ご了承ください。

当サイトについて

ライブラリーには、どのようなレポートを掲載しているの?
企業が作成している「アニュアルレポート」(「統合レポート」含む)を掲載しています。名称ではなく、年に1度企業が自主的に発行するレポートで、経営に関する事柄を1冊にまとめたものが対象となります。なお、当サイトは株式会社エッジ・インターナショナルの有志により運営されていますが、同社が制作したレポートだけを掲載しているわけではありません。
ライブラリーへの掲載期間や掲載にかかる費用は?
原則として3カ年となっています。また、掲載にかかる費用は無料です。
アニュアルレポートを和英両方作成している場合には、どちらを掲載する?
当サイトは、国内の個人投資家、機関投資家を主なターゲットとしているため、和文版のみを掲載します。ただし、英文版のみを作成している場合には、英文版を掲載します。
ライブラリー以外のコンテンツにはどのようなものがあるの?
実際に統合レポート/アニュアルレポートを活用されている個人投資家の方へのインタビュー内容や有識者の声などを掲載する「オピニオン」、特徴的なレポートを紹介する「今月の1冊」、レポートのデザインに関する情報などを発信する「レポートデザイン」などのコンテンツがあります。

統合レポート/アニュアルレポートについて

企業はアニュアルレポートを作成しなければいけないの?
すべての企業が作成する必要はありません。「有価証券報告書」や「決算短信」など法律で作成を義務付けられている資料と異なり、アニュアルレポートは各企業が自主的に作成しています。なお、アメリカやヨーロッパなどでは、株主に一年間の業績を報告するための年次決算報告書として、アニュアルレポートの作成が義務付けられています。
日本の企業は何のためにアニュアルレポートを作っているの?
目的はさまざまですが、基本的には、投資家を中心としたステークホルダー(利害関係者)に、企業の経営について理解を深めてもらうために作成しています。
アニュアルレポートにはどんな情報が載っているの?
企業がどのような事業を行って(概要)、どのぐらい成果を出しているのか(業績)、今後の事業の方向性はどのようなものか(戦略)、事業活動を支える企業の統治体制はどうなっているのか(コーポレート・ガバナンス)といった、企業活動に関する情報などが掲載されています。主なコンテンツとしては、財務ハイライト、社長メッセージ、特集、事業概況、コーポレート・ガバナンスなどが挙げられます。
有価証券報告書や決算短信とは何が違うの?
有価証券報告書や決算短信は、法律で掲載内容や開示するタイミングが決まっています。アニュアルレポートは各企業が自主的に作成しているものであり、決まった形式はありません。自社の強みや特徴を伝えられる情報を、各社が工夫して作成しています。
アニュアルレポート以外にどんなIR資料があるの?
法律で開示を義務付けられているものとして、「有価証券報告書」「決算短信」「事業報告」などがあります。その他に、「株主通信」(「事業報告」と兼ねている企業もあります)、決算説明会資料、説明会の動画など、企業によって公開している情報も量もさまざまです。
デザインや写真など、ビジュアルにもこだわったものが多いのはなぜ?
文章だけでは理解しにくいことも、写真やチャートがあることで理解が深まります。また、デザインは企業イメージにもつながることから、アニュアルレポートではデザインが重要な要素のひとつとなっています。
統合レポートとアニュアルレポートは違うもの?
統合レポートは、2010年に設立された国際統合報告評議会(IIRC)が中心となって欧州を中心に広がりを見せているレポート形態です。アニュアルレポートの進化版といえるもので、異なるものではありません。アニュアルレポートとして作成されているものの中にも、統合レポートが含まれます。 従来のレポートと比較し、より「持続的成長」(短期・中期・長期の価値創造)に重点を置いているのがポイントであり、その結果、環境や社会との関わりに関する内容が充実しているのが特徴です。また、情報の羅列ではなく、情報間のつながりを明確にし、ストーリーとして記載することが求められます。
「IIRC」はどんな団体なの?
国際統合報告評議会(International Integrated Reporting Council)とは、統合報告書(統合レポート)の作成を推奨している団体です。統合レポートを作成する上で基本的な考えとなる「フレームワーク」と呼ばれる枠組み作りなどを行っています。